いつも好奇心を持て。なぜ?を大切にしよう。
~知識とは、昔の人がこの気持ちで作ったもの。私達が楽しい人生を送るためにも必要なことです。~
「どうしたら勉強が好きになるだろうか」と考えたところ、私にとってはこれでした。逆に単調な暗記作業は勉強とは思っていませんでした。(以前の話です。苦手でもあります)だから暗記は工夫をしてなんとかものにします。脳に負担をかけない工夫です。あとは反復と時間です。
たまに問題集の問題で自分の答えと解答、解説の答えが違っている時があります。〈まれにあります。)なぜそうなるのかどう考えても納得できない。そんな時は出版社に電話をして聞きます。先日もありました。だいたい二回に一回は勝ちます。もちろん負けたり、「なるほどそうかと納得したりもします。」これらは生徒さんに伝える切り口としても役立ちます。私は勉強はあまり好きではないのですが、勉強を教えるのは好きで、そのための勉強は苦にならないのです。それが私自身の学力向上にもつながっています。
ある人が言っていました。「ひょっとすると私達の宇宙は誰かの歯の中にあるのかもしれない。」すごい話です。しかし違うとは言い切れません。そうだったら感動です。つまり、全てに絶対はないということです。いろいろな定義や法則も1つの見方で実際に役立つとしても、他の見方もありえます。「なぜなんだろう。どうしてなんだろう。」という見方は、時間がかかって無駄かもしれませんが、木の根の先が水分を取りに伸びるように知識吸収の手段になって、さらに次の好奇心や思いにつながるはずです。世界も広がり豊かな楽しい気持ちにももっと出会えます。
歴史上のできごともそうです。日本史など普段使わない漢字を覚えなければならないから大変ですが、全てのできごとにはその原因、理由があります。ここを知っていると他の国や別の時代にも共通の通じるものがあったりします。時にはこれからの時代の指針になるときもあります。それが「合わせ鏡」と言われる所以です。要はこれからよりよい社会を作るための勉強をしているわけですから。地理も公民も同じです。テストのためだけに覚えるわけではない。いつか役立つ時もありえます。ひょっとすると自分自身が迷った時のヒントになるかもしれません。
小学校3年の時バケツの水の中で汚れた雑巾をくるくる回したことがあります。「こうしたら汚れが落ちるようだ」と思いました。まさしく洗濯機の原理です。自分が洗濯機を作れたかもしれない。(今はさらなる進化をしているでしょう)中国も恐るべしです。今やモノマネだと甘く見れないレベルです。全ては模倣から始まるけれども、あの歴史のある大国の底力を軽くみてはいけません。学び、ともに協力して歩む気持ちがなければ置いて行かれることになります。フィリッピン、ベトナム、インドネシアの人たちも日本にはない文化、伝統があります。成熟していない力強さは安穏としている私達の驚異に今後十分なりえます。だからいつも問題意識を持つべきだと考えます。
好奇心は問題意識につながる入り口です。おもしろがる技術をぜひ持ちましょう。暗い気持ちをより良いものに。Hey judeです。