習うより慣れよ。百錬自得
努力とは反復である。教わらずとも真剣に百回繰り返せば気づく事あり
指導者に恵まれない時はどうするか。どうしても、それでも何とか物にしたいことがあるとします。諦めるか。無理は心身に良くはありません。私はそれに答えるテクニックを少し持っています。
この「習うより慣れよ」もその一つです。時間はかかるかもしれませんが、このラクダ的発想は一流になるための絶対条件でもあります。(23-8を参照下さい)
経験からお話しすると、以前私は剣道をさせて頂いておりました。(いつかまたやりたい。新剣道やプロ剣道の発想、提案も持っているのですが・・・とにかくしたいことが多すぎていつになることやら)当時私は肩に力が入っていました。卓球を体育会でやっていた時もそうでした。大体、そういうタイプは上手くなりません。スポーツ、その種目に向かないタイプと世間では言います。剣道でどうしたら肩に力が入らず、速く竹刀を操作することができるか。いろいろ試しながら悩みました。周囲の諸先輩にも聞けるだけ聞きました。わかりませんでした。しかし、今は多分わかります。なぜか?千本素振りを何百回もやり、日に一回はルーチンで棒振りを30分程度自分なりに数年やった結果です。(左手小指はそのせいで故障しました)今は残念ながらやる暇がなく、年一回の剣道日本一のNHKテレビを11月3日に楽しむだけです。(今年は23歳の広島の方が優勝しました。)つまり、繰り返せば、何千回もやれば自ずとわかることがあるということです。その情熱と機会があれば(機会があることも幸せと言えます)好きこそものの上手なれです。以前ボーリングも最高217点でしたがたくさんやっていました。週三回は通っていました。独身貴族の頃です。
たとえ間違っていても良いから自分を持っていること。その自分のやり方を磨き続ける。吉川英治氏の柳生石舟斎でも学びました。反省、挑戦、そして何よりも反復。諦めなければ何かしらそれなりにはなれると思います。(若干周りからは変な目で見られるかも)
英語の音読筆写もまさしくそうです。多分やりきれば誰でも上達します。NHKのラジオ英語番組を毎日10年欠かさず勉強したという方がいらっしゃいました。しかし、そんなに効果が出ているとも思えませんでした。英語を使うことより、勉強を趣味にしていたのだと思います。それだってありですが、当塾は違います。言葉は使ってなんぼです。読み、書き、聞き、話す。人とつながる。世界が少し広がる。そうありたいと考えます。学校の成績も、受験も英検も結果につなげるようにします。(お金をもらうプロとはそういうものだと思います)ただし、約束したことをやっていなければダメです。毎日15分の音読。80%以上宿題をやる。休まない。初めに交わした約束の一部です。相談、質問はいつでも受け付けています。必ずできるようになります。応援し続けます。