衆議院議員選挙が近いらしい。ここ新潟3区では黒岩氏が前回50票差で当選した。斎藤氏は党員で逆転当選したがこの時点では敗れた。さて、知人に市議会議員がいらっしゃる。元同僚である。頭のいい、優秀で周りから人望があり人気のある方であった。
以前田中角栄氏が衆議院選挙に臨む時に言ったらしい。「越後山脈を削り、日本海に埋めて佐渡と陸続きにする。」と。なんと壮大で素晴らしい発想だろうか。夢がある。希望が持てる。日本列島改造論が新幹線を呼び、関越自動車道を整備し、明らかに都心と新潟の距離は縮まった。付近の企業、地域が得た恩恵も大きかったであろう。また、たくさんの税制も立法化したらしい。国民はここまで税金を支払う必要が本当にあるのだろうか。あいかわらず、誰も何も言わないか聞こえない社会なのである。
ひょっとしたら某アジアの大国(真ん中らへん)よりもっと操作されている国なのではないか。このSNSが盛んなご時世でも、どうも危うくてしようがない気がする。その大国は間違いなく今後世界を牽引する中心になる。問題は抱えているだろうが、お湯の中で知らず知らず茹であがるカエルたちの国よりはましなのだ。初めは水、少しずつお湯を混ぜるあれである。登りつめたら後は下るしかない。国もそういったものだろうか。
さて車に乗っていると、朝、夕に時折議員の方が信号のあたりで立って手を振りお辞儀をしている場面に遭遇する。笑顔で。果たして世界中で他にも見られる光景だろうか。選挙に関心をもって頂くためには仕方のないことだろうか。芸能界に近いのか。できれば、そういう議員先生には今後票を入れたくない。「私は芸がないから」と言っていつまでもそうしているようでは困るのである。「だって国民のレベルが低いんだから・・・」かもしれないが止めて欲しい。
もっと集会を開いて欲しい。コロナが改善したら。大学をまわって学生と語ってもいい。企業の組合(名ばかりも多いらしいが)員達とつきあって欲しい。町内会の回覧板でつながっても良い。庶民が市民になれるステップを共有して欲しい。そうしない人が損をするような見える社会を築くこと。これまでは道路が整備され助かったかもしれない。そして土木工事で潤ったかもしれない。しかし、問題は今からここからの未来なのである。
政治家が本気で本当の仕事をやって下さればどんなに心強いか。これまで、農家や天下りや輸入米etcいろいろあったかもしれない。しかし沈みゆく島で安住してもしかたない。改革は嫌い?改善はどう?一歩一歩ブレイクスルーはどう?国が無理ならせめて村、町単位でもちょっとずつどうでしょう。
以前小川竹二さんという市長さんがいらっしゃった。多分現役時に日本で初めてのことを3つは成し遂げられている。北区はこの20年で大きく変わった。今も尚、区役所(元市役所)の雰囲気は他と一線を画している気がする。市民重視の視点が素晴らしいのである。市民が頼りにしていい場所にとても近いと思えるのである。
当たり前のこと、明るくよりよくなる可能性のあることを取り上げて、協力して欲しい。知恵を貸して欲しい。途方のないことも入り口にはなるはず。逆に現状がどうだからで諦めたり判断しないで欲しい。ボスザルは立派で偉い方かもしれないが先の一歩を本当に見据えているのだろうか。其処らへんはもう皆が気づいてきている。
トップがダメでも下っ端が支える。そんなオリンピックや仕事や組織や政治は変わって欲しい。「お金は大事だよー」は仕方ないのだけれど。これからは一人ひとりが主役に、補い合い、歪めずに、怖がらないで歩き、後ろ姿を見せたいと願うのである。「足音、Mr.Chirldren 改」