「よく学び、よく遊べ」
昔、仕事が忙しいときほど遊べと教わった。いい仕事には必要だった。勉強も同じ
playは自動詞で遊ぶ、他動詞で演奏する、(スポーツ)などをするの意味があります。音楽もスポーツも基本は遊びです。順番や出来具合を競ううちに一部の専門家が選ばれて歴史に名を残したり世界中から絶賛されたりするわけですが発祥は遊びの思いつきで、それらは今も大衆が参加すべき息抜きであったり、鍛錬であったり、楽しい時間だと思います。
KFC時代に先輩に言われ、当時はボーリングに精を出していました。週三日は通ったでしょう。スキーも好きでした。滋賀は良いです。確かに忙しく大変な時期こそ遊びも必要だと実感しました。(若いうちは特に)お金を稼ぎながら使うことにはなりますが、まあ、独身貴族だからできることです。
今の中学生さんはどうでしょうか。よく聞くのは「ゲームをたくさんやっている」ということです。夜の睡眠時間を犠牲にすることもあるとか。私はゲームセンターに通った経験しかありませんのでよくわかりませんが、心も体もあまり良い影響を与えないと思います。某メーカーが高校生日本一を決める大会を開催していますが正直嫌いです。海外でもこういった動きに反対派は多いはずです。リスクを全て知った上でやるなら当人の勝手ですが、年少者は親がしっかり管理努力すべきでしょう。
自分ごとですが今猛勉強中です。やっと憲法を一通り覚えました。実質99個(103ありますが、移行措置的な物は不要)。裁判の判例も勉強しなければなりません。言葉が難しい。ある資格を取るための勉強ですが、教員採用試験のように行政の思惑が多々作用するものではなく、フェアで今後必要な分野です。収入も期待できそうです。しかし難しいのです。どうしてこんな表現をしなければならないのかと思うほど難しい。TVドラマのアンチヒーローとか弁護士のクズとか好きでよく見ますが、わかりやすさも今後法律には必要なのではないでしょうか。勉強内容は取っつきにくく、頭が準備できていないと無理です。疲れやすく飽きてしまいます。だから正味15分~30分を1タームに置き、その回数を増やして一日の合計時間で目標時間を目指すことにしています。そして最近気づいたのです。気持ちに遊びがないと勉強の質は上がらないと。一日三時間勉強するにはその間や前後さらに計1時間以上は必要だと思います。だから4時間以上キープする。これはいくら隙間時間を利用してもなかなか難しい。今さらに戦略を練っています。とにかく合格したい。
今ほどDVDを見ていました。「ケンカはよくない。しかし、もし戦うなら勝て」「ダンスも踊れない坊さんなど信用できない」私の好きなパットモリタさん(1932~2005)のベストキッドシリーズですが、こんな大人がいたら本当にいいなと思えます。遊びはこうした映画やTV、美味しい食べ物、CD等の音楽、カラオケ、運動は各種球技から武道も、片付けや、掃除、買い物など何でも良いです。皆心の遊びです。気をつけることは本業、大志のブレない目標を一番にすえることです。遊びが過ぎてはいけません。年を取ると尚更です。疲れに気づかず、過ぎるとロクナ事はありません。酒も量とタイミングが必要と最近猛反省中です。(たいして飲めないのですが)
さて、当塾の目標の字を部屋の入り口に貼ってあります。まもなく「大志」「自立」「忍耐」に変えます。3年経って思うことはこれこそがこれからの時代に必要だと思ったからです。自分も含め、そのためにも日々のルーチンや工夫を怠らず鍛えることや(音読や多聴、多読)、基礎体力維持、食事管理、睡眠を大切にして、凡人でも行けるところまで行ってみたいと思います。そのためには言うまでもなく「遊び」も大事です。自分にしかわからない部分です。心の声に耳を傾けてお金と時間と体力と相談しながらバランスをとります。「大切なことは大志を抱きそれを成し遂げる技術と忍耐をもつことである。その他はいずれも需要ではない ゲーテ」
では、また。