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早通武士道のすすめ 25-7〔最終回〕

「よく学び、よく遊べ」

昔、仕事が忙しいときほど遊べと教わった。いい仕事には必要だった。勉強も同じ

 playは自動詞で遊ぶ、他動詞で演奏する、(スポーツ)などをするの意味があります。音楽もスポーツも基本は遊びです。順番や出来具合を競ううちに一部の専門家が選ばれて歴史に名を残したり世界中から絶賛されたりするわけですが発祥は遊びの思いつきで、それらは今も大衆が参加すべき息抜きであったり、鍛錬であったり、楽しい時間だと思います。

 KFC時代に先輩に言われ、当時はボーリングに精を出していました。週三日は通ったでしょう。スキーも好きでした。滋賀は良いです。確かに忙しく大変な時期こそ遊びも必要だと実感しました。(若いうちは特に)お金を稼ぎながら使うことにはなりますが、まあ、独身貴族だからできることです。

 今の中学生さんはどうでしょうか。よく聞くのは「ゲームをたくさんやっている」ということです。夜の睡眠時間を犠牲にすることもあるとか。私はゲームセンターに通った経験しかありませんのでよくわかりませんが、心も体もあまり良い影響を与えないと思います。某メーカーが高校生日本一を決める大会を開催していますが正直嫌いです。海外でもこういった動きに反対派は多いはずです。リスクを全て知った上でやるなら当人の勝手ですが、年少者は親がしっかり管理努力すべきでしょう。

 自分ごとですが今猛勉強中です。やっと憲法を一通り覚えました。実質99個(103ありますが、移行措置的な物は不要)。裁判の判例も勉強しなければなりません。言葉が難しい。ある資格を取るための勉強ですが、教員採用試験のように行政の思惑が多々作用するものではなく、フェアで今後必要な分野です。収入も期待できそうです。しかし難しいのです。どうしてこんな表現をしなければならないのかと思うほど難しい。TVドラマのアンチヒーローとか弁護士のクズとか好きでよく見ますが、わかりやすさも今後法律には必要なのではないでしょうか。勉強内容は取っつきにくく、頭が準備できていないと無理です。疲れやすく飽きてしまいます。だから正味15分~30分を1タームに置き、その回数を増やして一日の合計時間で目標時間を目指すことにしています。そして最近気づいたのです。気持ちに遊びがないと勉強の質は上がらないと。一日三時間勉強するにはその間や前後さらに計1時間以上は必要だと思います。だから4時間以上キープする。これはいくら隙間時間を利用してもなかなか難しい。今さらに戦略を練っています。とにかく合格したい。

 今ほどDVDを見ていました。「ケンカはよくない。しかし、もし戦うなら勝て」「ダンスも踊れない坊さんなど信用できない」私の好きなパットモリタさん(1932~2005)のベストキッドシリーズですが、こんな大人がいたら本当にいいなと思えます。遊びはこうした映画やTV、美味しい食べ物、CD等の音楽、カラオケ、運動は各種球技から武道も、片付けや、掃除、買い物など何でも良いです。皆心の遊びです。気をつけることは本業、大志のブレない目標を一番にすえることです。遊びが過ぎてはいけません。年を取ると尚更です。疲れに気づかず、過ぎるとロクナ事はありません。酒も量とタイミングが必要と最近猛反省中です。(たいして飲めないのですが)

 さて、当塾の目標の字を部屋の入り口に貼ってあります。まもなく「大志」「自立」「忍耐」に変えます。3年経って思うことはこれこそがこれからの時代に必要だと思ったからです。自分も含め、そのためにも日々のルーチンや工夫を怠らず鍛えることや(音読や多聴、多読)、基礎体力維持、食事管理、睡眠を大切にして、凡人でも行けるところまで行ってみたいと思います。そのためには言うまでもなく「遊び」も大事です。自分にしかわからない部分です。心の声に耳を傾けてお金と時間と体力と相談しながらバランスをとります。「大切なことは大志を抱きそれを成し遂げる技術と忍耐をもつことである。その他はいずれも需要ではない ゲーテ」

 では、また。

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早通武士道のすすめ 25-6         

若いうちに汗を流せ。そうでないと年をとってから涙を流す

体も心も若いうちに使った方が良い。強く、立派になる。苦労した分良いこともある。退屈しない老人にもなれる。

 学生時代にいろいろ教わりました。小中高大と進むわけですが、私的には上に行くほど楽でした。より自由になる時間が増え、よりやりたいこと、試したいことをすることができます。考える時間も増えていきます。幸せなことでした。その中で多大な影響を与えてくれた方達がいます。(文献も含め)もちろん今もいらっしゃっいます(陰で支えて下さる方も。ありがたいことです)

 特に私にとって若いうちからの指針になったアドバイスがこれです。シンプルでわかりやすい真実です。ひょんなことから長年立ち仕事をすることになり、(40年以上)今も続けることができています。走ったり、筋トレもできています。(もちろん年齢に応じて量は減っています)

 昔、中学生は全員部活動強制でした。とりあえずどれかに入れと言われ、駄目なら辞めたり、替わったりしても良かったけれど今のような帰宅部が一番多い状況ではありませんでした。個人的には「自由」にも基礎鍛錬時期が必要だと思います。だから、昔のほうが良い気がします。法的な権利はもちろん尊重しますが、やっているうちに考え、改め、前進するプロセスが大事であって、(ましてや年少で未熟なのだから)ある程度の強制は必要だと思うのです。むしろ事なかれの無関心からは何も生まれません。「自由」は本当は難しく、厳しいのです。てきとうに考えないことです。

 人によって適性はあります。だから選択は大事です。そして、継続も忍耐も大事です。そうやって大人になっていくのだと思います。時々天才はいます。100人に一人くらいでしょうか。Adoやtukiさんのような。やりきれるなら挑むのもよいかもしれません。しかし、人それぞれです。雀はすずめも十分ありえます。(それはそれで幸せになれます)要はエネルギー、情熱の問題です。これらは使わないと増えていかない。だから、最初は強制でも良いのです。やりすぎでなければ、そして周囲にきちんとした大人がいれば。私達はそうならないといけません。子供達が頼れる、憧れる、反面教師になっても良いし、時に否定されるかもしれないけれど少しでも導いていかないといけない。大昔からずっとそうして伝統や文化を継承してきたと思うのです。中には、侵略者に破壊、略奪された民族もあったけれども、実は今こそ各民族主義に戻る時なのかもしれません。

 大人も子供も一緒に学びながら。喜んだり、悲しんだりしながら、よりよい社会を目指していく。以前は地域の名物大人がいらっしゃいました。(良きにつけ、悪きにつけ。レレレのおじさんとか)今は息をひそめていらっしゃる?地域は楽しいほうが良いです。人はそんなに偉いばっかりではありません。(でも捨てたものでもない)味のある魅力的な地域にずっと住んでいたいと思います。住民税がたくさん入る場所だけでなくです。これ以上管理主導の窮屈、先細りの未来は要りません。行政は民主、個人尊重、住民からの視点をしっかりとらえて欲しい。うわべだけのごまかしには飽き飽きしています。住民に見捨てられた行政からは何も生まれません。ひたすらトランプさんの登場を待つことになるのでしょう。

 一方、ひとり一人はもっと日々を楽しみ、活発な意見交換ある生活を積み重ねて言って欲しいと切に祈ります。(でもオイラが正義かどうかは別です(‘-‘*) )以前、今井道子さんの講演を聴いたことがあります。「退屈しない大人、年寄りになる秘訣は若いうちにいろいろな所へ行き、経験をすることです。私も登山で山の上でカップ麺をどうやって食べるか仲間と苦労してやっていたことなどが、今も記憶によみがえって嬉しくなる時があります。」とおっしゃっていました。成人式での講演でしたが今も心の片隅において、大事にして実践しています。

 苦しいことも(私は10年程ありました。)あるとき突然その記憶が生きるエネルギーに変わる瞬間があります。コブクロの「桜」を聞いて感じました。いいこと、悪いことも表裏一体で見方、その人次第なのかもしれません。一番悪いと思えるのは「何もないこと、しなかったこと」だと思います。心も風邪をひきますから疲れたら休まないといけません。窓に映る寂しい顔に驚きながらも自分を癒やす時など。(海援隊「心が風邪をひいたようで」より) だから体も心もできるだけ若いうちからたくさん使うことです。一度にできなくても、少しずつでも良いのです。昨日より今日、三歩進んで二歩さがりながらでもOKです。まず一歩だけ前に進みましょう。積小為大は継続すれば絶対に裏切りません。見える景色が必ず変わってきます。

 さて、このブログも次回が一応最終回になります。(しばらくお休みです)できればパワーアップ、バージョンアップしてまたお会いしたいと思います。(ホームページとリンクしたり)ちなみに次回は「よく学び、よく遊べ」です。皆さんはどうお考えでしょうか。今回も読んでいただきありがとうございます。

 

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早通武士道のすすめ 25-5 「上機嫌は最上のお洋服」

笑顔で明るく接する人は好かれる。良いことも起きる。無料です。

 クリスチャンで女子大学の学長を長く務められていた渡辺和子さんという方がいらしゃいました。(2016年12月に亡くなられています)「最近の若い女性は外見は非常に良くなった。おしゃれで化粧も上手。でも内側の磨きが足りない」とおっしゃっていました。石破首相は顔で損をしていると思います。(やはりクリスチャンです)せめて笑顔がいつも欲しい。この国は未だに「アジアの片隅※の政治家の首」です。笑顔でやるべき事をやって欲しい。毅然と。いつかきっとわかってもらえます。マトモが一番大事。今はマトモでないことが多すぎるようです。

 フィンランドという国があります。ここは日本と逆の所かもしれません。一つ共通点があるとすれば美しい自然に恵まれた所です。他は残念ながらダメです。このフィンランドは今世界で一番幸福を感じる人がたくさんいて(10年以上世界1キープです)、SDGEレベルもトップです。男女間の格差も最も小さい。(日本は全て下位です。)東欧のスカンジナビア半島の首のあたりです。昔は旧ソビエトの影響も受けていた。ぜひこの国を見習いたいものです。社会福祉面、人権、幸福追求面世界一と言えます。大人は一ヶ月くらいの連休を毎年とります。子供は宿題の無い長期休暇が年合計日本の3倍くらいあります。どうしてこんな経済が可能なのか。豊かさが確保できるのか。確かなことは、やれないことはないということです。そういった国が現在成立しているということです。

 この国の人たちは会話を大切にしています。きちんと考え、表し、改善を意識して生活しています。諦めたり、誤魔化したり、我慢しすぎたりせず話し合うわけです。国をあげて、隣近所の人たちとも。その積み重ねが長い間の工夫、努力が今に結びついているわけです。民主主義のお手本でしょう。与えられてあまり考えないでまだなんとかなると幻想を抱きたい人たちの国とは大違いです。自分の事は、自分の家族や子孫は、自分の生きている、生きていく国はもっと大切にして、お金だけを目標にしないということではないでしょうか。

 会話には笑顔が大事です。上機嫌なら会話も弾みます。作り笑顔もないよりましですが疲れます。いろいろな性格や考えの人がいるのだからそう簡単な話ではありません。立場やしがらみもあるかもしれない。話し合う中でしかきっと良くはなりません。容姿も様々。心美人は高齢になるときちんと容貌に現れる気がします。きっとかわいい老人にも成れるでしょう。偉そうな、汚い、みっともない老人にならないようにしたいものです。唯でさえ弱く、不自由になっていくのですから。

 せめて上機嫌にこれまでの経験のエキスだったり、日々の楽しみをできるだけお話をしたいと思います。「足跡」は誰かの役にたつことがあるかもしれません。クドくないよう伝えれば聞いてもらえるでしょう。「男は黙ってサッポロビール」というCMが昔ありました。カッコイイのですが(高倉健さんの顔が浮かぶ)やはり、日々成長、マトモになるためにはtry &Errorが必要なはずです。諦めや笑いも要ります。だから声を出さなければきっとダメです。参加と協力、時に反省や休息も。

 いつも上機嫌でいる修行。けっして無駄にはならないと思います。(英語も使いましょう。当塾もよろしく!)

  ※「アジアの片隅で」 吉田拓郎さんの名曲。(45年経ちます)「拓郎高校」というファンの音声が一緒に録音されています。

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早通武士道のすすめ 25-4

「腹8分目に医者いらず」
現代病は栄養のとりすぎが原因。バランス良く、少なめにとりたい。よく噛むのも大事。

 若い頃よく食べました。周りの人もそれを褒めてくれました。動いてもいたのでさほど太りませんでした。しかし、中年で病気を経験。それまでの暴食も原因だったに違いありません。なんとか完治して20年経ちます。ラッキーでした。

 以前いろいろ調べました。「たくさん食べる人は少し食べる人である。」→つまり一回の食事が少なめな人は長生きするので一度に多く食べている人よりずっとたくさん食べたことになる/「一日の摂取カロリーは1500kcal位を目指したい」→山崎のパンだと大体一個平均で500kcal以上です。ランチパックだと300kcal位。マクドナルドも普通のハンバーガーが400kcal位。/「よく噛んで食べる。それが第二の胃の代わりをする。よく噛むと満腹感も増し、食べ過ぎの防止にもなる。目標一口30回(私的には20回以上位)」/日本人の胃癌は世界一の発生。(多分よく噛まないラーメン、カレーライスが国民食だからでは)治療法も最先端をいく。今は開腹せずに穴からチューブ上の器具での手術も可能。(王選手がそうでした。回復もも早い)

 食べ物は大事です.

カップ麺ばかり毎日食べていてはよくなさそうです。妻は一年に2個くらいしか食べません。コンビニおにぎりも美味しいのですが豚の奇形児や死産の影響もある(食品の裏側2より)量に気をつけましょう。女性は食後に甘いチョコなどお菓子を食べたり、果物を食べたりします。男はあまりしません。(ストレスコントロールもできている)だから長生きするのかも。

朝食は金、昼食は銀、夕食は銅と学生の頃教わりました。抜くとしたら夕食。江戸時代は一日2食でした。昼がなかった。

 「その人の体はその食べるものでできている」と言います。できるだけバランス良く、少量最低限で、おいしく、旬のものをできれば食べましょう。地産地消が必要では。安くとも南米チリから輸入した野菜を食べているのは変だと思いましょう。おいしく、よく噛んで、八分目でバランス良く。食べる順番も糖尿病管理では大事。(炭水化物は最後です。)

 

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早通武士道のすすめ 25-3 氷山の見えている部分は10%

「氷山の下部は見えていない。人は見える所でだけ評価しがち。でも見えない努力は、本当は半端ない。」

さて、この日めくりシリーズもあと5回で終わります。31日分で一周します。その後はしばらくお休み致します。改訂版も作りたいと思いますが予定は立っておりません。

 兼好法師の徒然草に能についての随筆があります。頭が良く器用で優秀な人であっても「自信がつくまでは表舞台には立たない」と言っている人は、才能はさほどなくとも世に揉まれ屈辱を味わいながら身をさらして日々たゆまず努力している人には到底叶わないという意味の内容でしょう。今の日本人もそのようです。多くの人は怖がって外の世界に出て行かない。自国を離れ、家族を残して他国で働いている主婦など日本人ではほとんどいません。しかし、ベトナム、フィリッピン、インドネシアからは当たり前に日本で働き、お金を送っています。

 企業の管理職もそうです。自分の手を汚さず上に従い、部下を管理して登ってきた人は結果はなかなか出せません。そして、さほど学力もなく世渡り下手で、人に誹られていた人の現場力を評価せず下に見ていたりします。同じ管理職でも結果を出せる人とただ優秀に見える人とは大きな隔たりがあります。答えは必ずそのうち出ます。

 日産は今大変です。本物のリーダーは欠点も持ちうるのかもしれません。あとは引き算の論理でしょう。どれだけ多くの人や場所を助け、守ってきたか。足を引っ張ったあげく下々の人たちを簡単に切り捨てるようなリーダーは見ていて嫌になります。

 目に見えない努力や積み重ねの部分は確実にあります。SNSがどうのツイッターがどうのではなく表面や評判になるのはほんの一部です。人や出来事を目に見える所だけで判断していてはいつまでたっても二流三流でしょう。マーケティングは大事です。しかし、それらは人知れずコツコツ積み重ねてきた本当の力なしには成り立たない。目に見える事はほんの一部です。

 受験も一緒です。残念ながら努力が全てではありません。運もあれば文科省や地域のしがらみも関わります。もちろん誠実な方もたくさんいらっしゃいますが。じゃあどうすれば良いのか。「人事を尽くしましょう。」それだけです。休みながら、逃げながらでも構いません。できることをコツコツやり続けましょう。できればおもしろがりながら。そして天命を待つ。

 自由と権利には不断の努力が必要と法律にもあります。長いものにまかれて、与えられているものにしがみついている者には資格はありません。日々思い上がらずやるべきことをやる。できることは勇気をもって挑戦する。

 楽しみながらサボらず誤魔化さず一日一日積み重ねていく。氷山の下部は大きいのです。見えているのはオマケのようなものです。今はともかく、いつかは必ず結果は出ます。もしも結果が到底出ない場所なら考えましょう。選択の自由は法律にもあります。日本はまだ良い国だと思います。(ちょっと偉そう。すみません)

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早通武士道のすすめ 25ー2

頑張らなくていいから具体的に動くこと。みつをより1

頑張れない時もある。でも、小さなことでも何か実際にやるだけでO.K.

AIより→「あなたの目標に向かって焦らず、一歩一歩の進展を大切にしましょう。具体的な行動を起こすことで、徐々に成果が見えてきます。たとえば、小さな計画を立てることや、自分の進捗をチェックする習慣を取り入れることで、自信を持ちながら前進できるのです。大事なのは、無理をせず、自分のペースでコツコツと進んでいくということです。」

まあ、そういうことなのですがすごいもんです。AIは。「頑張る」という言葉をよく聞きますし使いがちです。でも、なかなかできない時の方が多い。忙しかったり、無駄なことに気をとられたり、怠け心に負けてしまったり、周囲に協力してもらえなかったりなどです。要は本気度が足らず、やりきる根性が無かったとも言えます。でも人は弱いと思う。

 15分から30分を1つの区切りにして、具体的な学習を行う。5分~10分休んでまたそれらを繰り返す。英語学習では良さそうです。あとは、一日のトータル時間を記録し、その目標時間との差異を調整していきます。毎日やります。(週1回の休みや減らすのはあり)同じ時間に同じ場所で行うのもポイントです。もちろん過去問テストを50分やるときもあれば、調子がでて1時間以上やってしまう時もあると思います。それはそれとして良いですが、多分疲れます。大事なのはなるべくストレスなく最終合計時間をMAXにすることです。学習量もMAXをめざします。

 具体的に動く。抽象的な意欲だけでなく、手の届く今をまずやる。戦略も大事。反省、改善も大事。気持ちだけ空回りしないでやることでペースをつかむ。結果として、「これだけやったのだから必ずうまくいく。人事を尽くして天命を待つ」そういう気持ちになれたらO.K.です。なかなか思い通りにならないこともあります。しかし、具体的にやっていたなら経験とパワーもついています。それは今後に必ずつながります。気持ちを楽にしてまず具体的なことをさっそくやりましょう。続けましょう。忘れたらまたやり始めましょう。弱くてもできます。自分を嫌いにならないですみます。周りを責めないですみます。そして、そのうちベストと思える場所に行けると思います。

 乃木坂46の「いつかできるきっとできる」という名曲があります。秋本さんの詞です。ヒットした時には10代の人たちにたくさん支持されていました。(あまりの盛り上がりに番組の出演者の方が驚く場面もありました。)日本もまだ明るいと思えた出来事でした。

  1. ↩︎
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早通武士道のすすめ 25-1 

いつも好奇心を持て。なぜ?を大切にしよう。

 ~知識とは、昔の人がこの気持ちで作ったもの。私達が楽しい人生を送るためにも必要なことです。~

 「どうしたら勉強が好きになるだろうか」と考えたところ、私にとってはこれでした。逆に単調な暗記作業は勉強とは思っていませんでした。(以前の話です。苦手でもあります)だから暗記は工夫をしてなんとかものにします。脳に負担をかけない工夫です。あとは反復と時間です。

 たまに問題集の問題で自分の答えと解答、解説の答えが違っている時があります。〈まれにあります。)なぜそうなるのかどう考えても納得できない。そんな時は出版社に電話をして聞きます。先日もありました。だいたい二回に一回は勝ちます。もちろん負けたり、「なるほどそうかと納得したりもします。」これらは生徒さんに伝える切り口としても役立ちます。私は勉強はあまり好きではないのですが、勉強を教えるのは好きで、そのための勉強は苦にならないのです。それが私自身の学力向上にもつながっています。

 ある人が言っていました。「ひょっとすると私達の宇宙は誰かの歯の中にあるのかもしれない。」すごい話です。しかし違うとは言い切れません。そうだったら感動です。つまり、全てに絶対はないということです。いろいろな定義や法則も1つの見方で実際に役立つとしても、他の見方もありえます。「なぜなんだろう。どうしてなんだろう。」という見方は、時間がかかって無駄かもしれませんが、木の根の先が水分を取りに伸びるように知識吸収の手段になって、さらに次の好奇心や思いにつながるはずです。世界も広がり豊かな楽しい気持ちにももっと出会えます。

 歴史上のできごともそうです。日本史など普段使わない漢字を覚えなければならないから大変ですが、全てのできごとにはその原因、理由があります。ここを知っていると他の国や別の時代にも共通の通じるものがあったりします。時にはこれからの時代の指針になるときもあります。それが「合わせ鏡」と言われる所以です。要はこれからよりよい社会を作るための勉強をしているわけですから。地理も公民も同じです。テストのためだけに覚えるわけではない。いつか役立つ時もありえます。ひょっとすると自分自身が迷った時のヒントになるかもしれません。

 小学校3年の時バケツの水の中で汚れた雑巾をくるくる回したことがあります。「こうしたら汚れが落ちるようだ」と思いました。まさしく洗濯機の原理です。自分が洗濯機を作れたかもしれない。(今はさらなる進化をしているでしょう)中国も恐るべしです。今やモノマネだと甘く見れないレベルです。全ては模倣から始まるけれども、あの歴史のある大国の底力を軽くみてはいけません。学び、ともに協力して歩む気持ちがなければ置いて行かれることになります。フィリッピン、ベトナム、インドネシアの人たちも日本にはない文化、伝統があります。成熟していない力強さは安穏としている私達の驚異に今後十分なりえます。だからいつも問題意識を持つべきだと考えます。

 好奇心は問題意識につながる入り口です。おもしろがる技術をぜひ持ちましょう。暗い気持ちをより良いものに。Hey judeです。

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早通武士道のすすめ                                                                                                                               24 ,12 「考えているか」

 頭は生きている間に使え。一流の人はいつも考えている。

以前、そんなに親しくはない知り合いに言われました。それまで私は正直あまり考えて生きていなかったようです。他からはそう見えたのでしょう。社会の第一線で活躍されている人、経営者、お金持ちで今もそれを増やしている人はいつも考え、情報を入手しています。運や家柄、才能等に加えてそういった努力をいつもしているから活躍できるわけです。

「あいつは変わった」「こんなに頑張っているのに」ミスチルの歌にもありますが、傍観者にも言い分はあります。しかし傍観者にならない人生の方が好きです。むしろ、それだけしかない人とはうまく関係を持てなくなっています。困ったものです。

 高校生の時に立原正秋氏のエッセイ「男性的人生論」を繰り返し読んでいたことがあります。(けっこう背伸びしていたかな)それが良かったのか悪かったのかはともかく、憧れて、大人になりました。吉田拓郎さんもそうです。当時の私とは明らかに違い、大きな隔たりがあった。それでも巨人に立ち向かうように選んで聞いていました。全ては選ぶことから始まります。おかげで、得がたい友人や経験、思い出ができました。それらのなかには今も大事にしている宝物もあります。そして今も傍観者にはならない自分でありたいと思っています。そのほうが日々楽しめて、より豊かな毎日になるからです。傍観者にならない人はいつも何かと戦っています。きちんと考えています。だから当人はけっこう幸せで後悔は少いです。疲れたら休みますが、休んだらまた歩き、考えます。そうして一生過ごせたらいいと思います。

 周りを見ることも大事です。しかしそれ以上に自身自身をしっかり見ないといけない。日々成長、ライバルは昨日の自分です。できるだけ厳しく、優しく、笑いながら楽しみながら。そうして1つ1つ結果を受け止めていきましょう。積小為大で、ラクダから。

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早通武士道のすすめ 24,11     

休むからまた走れる。

「身体も心も使えば疲れてくる。疲れたら休めばいい。睡眠も大事。」

若いうちはあまり気づきません。特に日本人はいつもセコセコと動き速く話すと思われがちです。エコノミックアニマルと言われていたこともあります。真面目で争いを好まない単一民族国家です。一時はGDPが世界一でした。今は5位です。きっともっと下がります。人口減が一番の理由でしょうが他にも問題はたくさんあります。

まず国民の平均睡眠時間が少ない。世界先進国中でも下位です。大谷翔平という超人は若いころから睡眠を大切にし、大村崑さんは医者の見立てをひっくり返し、さらに50年以上生きています。(まだ存命)私も数年前から意識しています。「動いて疲れて休む→十分休むからまた動ける」と考えたほうが良い気がしています。(年のせいもあるかも)子供の頃は寝るのが好きだった。あの感覚を大事にしたいと思います。病気対策にもなるはずです。寝れなければ寝る工夫を模索しましょう。22時から2時まではとにかく寝るよう努力しましょう。朝、日中寝ていたら無理です。コンピューターゲームも深夜は避けるべし。目や頭の酷使もよろしくないでしょう。

人それぞれ。太く短くもあれば、完全燃焼や誰よりも努力するや人が寝ている間に勉強するなんてことも聞きます。選ぶのは自分です。知ったうえでやるならいいのでは。知らないで流されてやるのは危険です。疲れて病気になって入院して強制休養の事態は誰も褒めてくれません。多分結果も出にくく、周りも幸せにならないと思います。

「三年寝たろう」という物語があります。いっぱい寝た人が新しい時代や社会に貢献するのかもしれません。くれぐれも単なる物ぐさとは違います。まあ、それも本人がわかっているならありです。駆け出すためにもたくさん休みましょう。

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早通武士道のすすめ24,10

一日一個のリンゴ医者知らず。トマトが赤くなると医者は青くなる。

「ビタミンは大事。万国共通の常識。ラピュタを思い出す。」

未病という言葉があります。病になる前やひどくなる前のやや体調が落ちた状態です。未病で手を打つことがとても大事です。ビタミンCなど役にたちます。夏はトマト、秋はりんご(旬のほうがより良い)過去にスペイン風邪で何万人という人が亡くなった時(今のインフルエンザ)ある学校の校長先生が学生に伝えた言葉が、「できるだけ栄養をとり、よく眠り、適度に散歩もしてください。免疫力を大事にしなさい。」でした。また、ウィルスは胃液で殺せるそうです。小まめに水分を少量とることでコロナもインフルエンザもある程度防げます。これらはワクチンを打つ以上に実は大切なことでしょう。しかし、なぜかニュース等表に出ない。不思議な話です。マスクより安価で役に立つはずです。自分の身は自分で守るということです。

宮崎駿氏の映画では魅力的な食べ物が描かれます。高級ではないが美味しくて食べやすい。見ているとつい食べたくなります。体に良い、悪いはともかく、一般庶民に親しまれる手ごろで役たつもの。氏の愛情が伝わってきます。大きな愛なのに手が届く感じ。尊敬すべきこだわりの職人です。

とにかく食は大事です。タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、などなど。バランスよく食べて、果糖ブドウ糖液糖やたんぱく加水分解物はなるべく避けましょう。食品に含まれる原材料は難しく、長期後に影響が出ることもあります。原材料にも注意を払い価格だけで選ばないことは大切です。(賢い人は商品の裏面もよく見て買い物をします。)遺伝子組み換えはどこまで安全なのかもわからない。今のところ味覚等で自分で判断するしかないのでは。

常識、一般的な考えだけでは足りない時があります。でも本当の所はわからない。自分の目や耳、心で感じ、自分で考えましょう。(山本五十六氏より)間違ったってとりあえず良い。自分の足で歩けば後悔はありません。騙されるよりましです。