頭は生きている間に使え。一流の人はいつも考えている。
以前、そんなに親しくはない知り合いに言われました。それまで私は正直あまり考えて生きていなかったようです。他からはそう見えたのでしょう。社会の第一線で活躍されている人、経営者、お金持ちで今もそれを増やしている人はいつも考え、情報を入手しています。運や家柄、才能等に加えてそういった努力をいつもしているから活躍できるわけです。
「あいつは変わった」「こんなに頑張っているのに」ミスチルの歌にもありますが、傍観者にも言い分はあります。しかし傍観者にならない人生の方が好きです。むしろ、それだけしかない人とはうまく関係を持てなくなっています。困ったものです。
高校生の時に立原正秋氏のエッセイ「男性的人生論」を繰り返し読んでいたことがあります。(けっこう背伸びしていたかな)それが良かったのか悪かったのかはともかく、憧れて、大人になりました。吉田拓郎さんもそうです。当時の私とは明らかに違い、大きな隔たりがあった。それでも巨人に立ち向かうように選んで聞いていました。全ては選ぶことから始まります。おかげで、得がたい友人や経験、思い出ができました。それらのなかには今も大事にしている宝物もあります。そして今も傍観者にはならない自分でありたいと思っています。そのほうが日々楽しめて、より豊かな毎日になるからです。傍観者にならない人はいつも何かと戦っています。きちんと考えています。だから当人はけっこう幸せで後悔は少いです。疲れたら休みますが、休んだらまた歩き、考えます。そうして一生過ごせたらいいと思います。
周りを見ることも大事です。しかしそれ以上に自身自身をしっかり見ないといけない。日々成長、ライバルは昨日の自分です。できるだけ厳しく、優しく、笑いながら楽しみながら。そうして1つ1つ結果を受け止めていきましょう。積小為大で、ラクダから。