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運動の道

2番目は運動の道です。なぜ上位2番目に運動がきているかというと、私の最初のブレイクスルーはスポーツで、突然起きた珍事と言って良いものでした。そして二つ目のものも水泳でした。三つめもかぶってはいるのですが、新剣道の道の方に譲ることにします。とは言え、最初の入り口は実は重い木刀を高校一年生の男子(私ですが)が一日百回以上、夜素振りするところから始まります。(きちんとした素振りの仕方ではないため運動とします。)

早く本題に入れと塾長に言われました。さて、ワンマンアーミーという漫画がありました。本宮ひろし門下の前川k三氏が描いています。小林まこと氏の一二の三四郎の影響も受けました。当時から単純で熱い少年だったのです。エネルギーを燃焼させたかったけれど対象が見つからない。得意なものも見つからない。剣道はしたかったけれど、お金がかかりそう。中学には部もありませんでした。(高校はあったのですが、地学部に入部してしまっていました。)なぜ、木刀なのかというと、吉川英治氏の柳生石舟斎、宮本武蔵の影響と小遣いでぎりぎり買えた運動具だったからです。(今もあります。丈夫です。)毎日たぎる想いを夜中汗だくで振っていました。右腕に力が入りすぎの、腰があまり入っていないものでしたが、自己流で振っていました。やがて一回当たりの振る回数は二百回超えに。二年が経ちました。毎日でないにしろ、失恋や孤独感や無力感、悩みもあり(うつもあったかも)春夏秋冬振っていました。外や中。部屋の中では時々電気の傘にぶつけてしまい親によく怒られました。さて、運命の全校バレーボール大会での出来事です。ふとサーブをする時に、なにげなく重心移動ですべての力をボールにぶつけてみようと思ったのです。斜め前、やや前方でボールを打つことになりますが、意外にコントロールもつきやすい。できるだけ全体重をボールに込めて打ちます。試合中急に思い立ったのです。一発目成功です。エースです。すると上級生相手でしたが、なんと予想もしない七連続サービスエースで、一挙7点加点することができました。これには傍にいた教員も驚いていました。そのセットはわがクラスがとり、ゲームも勝ちました。トーナメント戦も生き残り、全校で三位以内に入ったはずです。(昔なので、順位があやふや)他のゲームでもこのサーブでそこそこ貢献することができました。(クラスにバレー経験者がいたことも大きいのですが)そこで気づきました。あの意味のない木刀素振りが体の使い方に作用したのだと。なんのとりえもない私には嬉しいできごとでした。計算外なので尚更です。二番目は大学一年の時です。

当時私は体育会になぜか入っていました。入学式の時に口のうまい先輩に引っ張られたのです。私は自分に自信がなく、しかしもう部屋や自分の殻に閉じこもりたくもなかったため、とにかく人の3倍体を使い、走り、鍛えていました。ある先生がいました。その方は一芸に秀でた全国レベルの陸上の先生でした。「若いうちに汗を流せ。そうでないと年をとってから涙を流す。」「腰は大事」そう言っておられたのを覚えています。6月になりその先生から体育で平泳ぎを教わりました。真っ直ぐ足を蹴る。手は胸に水を抱え込む感じ。それまで聞いたことがありませんでした。当時私はクロールもどきで25mしか泳げませんでしたが、体育の時間に水泳を練習するうちに、ついてきた体力とアドバイスのおかげで100mの壁を越えました。(平泳ぎです。)7月に入りました。体力はさらに充実してきました。実家の海で5Kmの遠泳大会がありました。無謀にもチャレンジしました。途中足がつりぎみになりましたが、横泳ぎをたまに混ぜつつ、なんとか泳ぎきってしまいました。3か月前25mしか泳げない人が5Km泳いだのです。これで水泳でひけ目を感じることはなくなりました。以前は泳ぎ方がひどかったようで、よく同級生に笑われていました。(好きな娘の前だったのに)※しかし、実はクロールはまだ100m泳げていないのです。バタフライ25m泳げてもダメです。うちの次男坊のほうが上です。水泳の基本で、泳ぎの二速、三速はクロールの方だそうです。運動の道は次は「走り、トレーニング」三番目は「ストレッチ、体操」「阻害するもの、高齢だからこそみんな一緒に」「子供達こそ、皆丈夫になっていこう。中には逸材も・・・」へと続きます。

走り、トレーニング編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・運動の基本は走ることだと思います。足腰を鍛えてこそ、身体のバランスの良いパワーアップがなされるのではないでしょうか。19歳の私は毎日15Km走っていました。(2.5km×2、10Kmの合計)今は週2回3kmずつ走っています。職場で結構毎日動いているため、年齢的にもその位が適度だと思っています。さてナンバ歩きという歩き方があります。

これは手と足が一緒に前に出る歩き方で、足のつま先で地面をつかみかげんで、蹴る感じで歩きます。かかとから地面におりません。剣道のすり足はこっちのほうに近いと思いますが、違うところもあります。今の私たちの歩き方、手と足が違うタイミングで前に出ているはずです。右手が前なら左足が前。走る時も一緒です。しかしこの動きはなんと明治時代に入ってから輸入されていて、それ以前はこのナンバ歩きだったそうです。だから、飛脚も忍者もこっちです。どっちが速いか、体に良いか。正直わかりません。体に負担にならないのはナンバの方だという意見もあるようですが、一定試しましたがわかりませんでした。ただこの練習をして次の結果は得られました。①凍った地面もころびにくい。②足のくじけ癖があり、ひねって着地し、痛い思いを時々していたのだけれど、この歩き方を意識してからまったくなくなった。③これも手足同時ではないのだけれど、つま先優先の歩き方で姿勢を正すとモデルのように美しく歩ける。④マトメると、急な変更は体に支障がでることもあるので、指導者に一定ついたほうが良いけれど、やってみて無駄にはならない。時間がたてば自分の体が良いように考えてくれる気がします。  これも武士道っぽいですね。

走りについて。いつかホノルルマラソンに出たい。3Kmを15分で走れれば見込みがあると聞き、チャレンジしましたが、私はピーク時でその位。今は無理です。時間制限内にゴールできればいいはずなので、あとはムリせず、時間配分と実際の距離での練習が必要と思います。子供の頃、長距離走は嫌いでした。遅かったし、根性もなかった。体力もないほうだった。マラソンの時先生が、次の電信柱まで走る理論を言っていましたが、今楽しめることのほうが(たいしたことでもないのですが)昔は価値があった。今は週二回以上走りたいと思っています。3kmがちょうどよいです。その後サーキットトレーニングをします。まあ、筋トレです。

家の近くで距離の計測をして3kmのコースを選びます。たまに反対から走ったりしますが同じコースを走ります。雨天時は新潟だと海底トンネルがあります。ちょっと遠いけどタダです。タイムは毎回計測します。歳を感じます。しかたない。走ったあとは数分休んでも可ですが、サーキットトレーニングに入ります。腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットです。腕立て伏せを連続で最高できる回数の90%位の回数を、それぞれの回数にして順にやります。間はあけません。1セット終わったら、もう2セットします。合計3セットです。これは筋力、持久力、呼吸器系の強化が負荷がかかりにくく、誰にでも一定できます。最初のうちはつらいかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。週3回やりたいところです。頑張りたければ毎日。一日朝、晩二回もOKですが、年小者は注意です。理由はあとで書きます。高齢者は無理せずですが是非やるべきです。これもあとで。

これらの運動とのつきあいは38年になりました。当時の部活動の練習、先生には感謝しています。凡人にとっても大変役に立っています。運動は、みんな自分のためにできれば好きなものをやるべきです。続けるべきです。使わなければ衰えます。ムリせず、時に医療の世話になりつつ。(できるだけ、減らしたい)体と相談して。基本はこの走り、トレーニングです。付け加えたりもOKです。器具を使う手もあります。合うようならやればよいと思います。続けられるかどうかが大事です。つぎはP-2で。

今回も御観覧ありがとうございました。ご意見等ございましたらよろしくお願い致します。お忙しいかもしれませんが。童門冬二さん、吉田拓郎さんが好きです。

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