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早通武士道のすすめ 23-11

「笑う門には福来る」笑いは最上の薬。緊張を解き、力もわいてくる。いいことも起きてくる。

 今回から題名が変わりました。地名も使わせて頂いております、新しい武士道としてささやかな私たちの経験をもとに作った当塾の肝でもあります。中身は①積小為大②ブレイクスルー③楽しむ④超一流を目指す が4つの柱です。

 さて、今月は「笑い」です。「笑っていると家の門から幸せが訪れてくる」といったところでしょうか。「良いことが起きるから笑うのではなく、笑っていると良いことが起きる」いつでも笑みを。お金をかけなくとも、今より少しは健康に、幸せになれる方法です。ちょっとした自分の気持ちの変化に気づき「クスッ」としたり、結構困難な場面にあっても見方を変えて思いを巡らせていると「笑える部分」に気づくこともあります。「自分を笑うのは良くない」と師は歌っていましたが、少しなら思い上がりへの対処策にもなります。年をとると知らず知らず傲慢になりかねない。反省する時があります。

 笑うと体内の免疫力は増えます。筋肉の緊張も緩みます。小市民的怒りのコントロールにも役立ちます。(考えるのも大事)普通、目の前の笑顔の人に怒りを感じることはありませんから(むしろつられたり)良い関係を生みやすく、幸せ感も持てそうです。初対面の人に笑顔で接するのも良いことです。「怒り」が負の感情なら、「笑い」は正の感情として心の健康に役立ちます。

 アメリカのように、様々な国から多様な人種、宗教の人が移住等し、一緒に生活している場所ではそう簡単には人と人が分かり合えません。それらの壁は一部に現在もあります。だから、人間関係の潤滑油としてジョークがあると思います。ジョークは「笑い」を生み、心が少し通う。そこから徐々に本題に入る。

 日本でも個のある人と人は同様でしょう。でも、ちょとずつましな個になる努力を心掛けないと。日々の積み重ねです。その後でお互い良い距離感を作れたら良いと思います。

 最後に漫画本の話をします。ちばあきお氏「キャプテン」と小林まこと氏「柔道部物語」に笑いの大切さの場面があります。「キャプテン」では野球の大事な試合の場面でチームの士気が上がらず、その雰囲気を変えるためにメンバーの提案でダックアウトで「ニー」と顔を皆で作ります。普段厳しいキャプテン(確か五十嵐)のその顔を見て、全員が爆笑し、一気に士気が上がります。「柔道部物語」では打倒西野新二に向けて猛特訓をする主人公三五十五が「ちょっとタンマ」と言って道場の外へ行き、「がはは・・」とわざと笑い、その後また、道場に戻り、特訓を続けるという場面です。疲れを笑いで癒す(忘れる?)というしょうもない考えですが、なぜかうなずける、筆者の天才ぶりを感じます。どうしても成し遂げたい目標があるのなら、そのために疲れもコントロールする。(ある程度は)忍耐とか辛抱という言葉よりも説得力があります。結果、これらのチーム、三五は日本一になるわけですが、私、凡人にも見習える時があります。

 「まず笑う」次にどうするか。少し冷静に、最善と思える具体策を選ぶ。結果は結果です。責任は神様に押し付けるのも手です。そのまた次が始まります。明日は新しい日が来ます。

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